体調が悪い。
何年も前から、目を覚ましてベッドから降りると何処かしらの関節が痛いし、気圧次第で頭痛はするし、人の多い電車に乗れば貧血で視界がホワイトアウトする。心療内科に通い出してから幾分ましになったとはいえ、ふと終わりたくなる欲求は常に胃の底に潜んでいる。
しかし、今日に限ってはそうではなく(それらでもあるが)、発熱・咽頭痛・咳がメンバーの基本に立ち返った風邪に見舞われている。
ここで体調管理の至らなさを論って自己嫌悪に陥るのは簡単だが、逆張りオタクの性がそれを許さない。つくづく自分の逆張り精神は自己愛より自己愛的だ。
あと、なぜか足の小指の裏の付け根がパックリ剥けていて痛い。すごく痛い。
体調を慮ってゆっくり湯船に浸かるその前に身体を洗っていた時に気づいた。すごく痛い。眠い。寝る。