瑣末な流れ、衝撃のラスト

体力を使い果たした。ここ1週間とそれ以前の生活リズムがかなり異なっていたため、無意識に疲弊を成していたらしい。

電車を降りてからの帰路で何か長い長いひとりごとを発していたような気もするが、帰宅した途端に室内の空気に紛れて溶けていった。夢の内容と同じで、時間が経てば経つほど朧げになる。


そういえば新年だ。

今日の昼間は元旦と元日の定義を覚えられないということを考えていた。これまで何度か調べてそのたびに忘れている。一向に定着しない。これも朧げな記憶だが、夢やひとりごとと違って明確な答えがある。


どちらかが数日間を指す言葉だった気がする。元旦の方じゃないだろうか。

そう思っていると、『旦』の字は日が昇る様を模ったものだという記憶が呼び起こされた。じゃあ元旦は日が昇る時間、つまり1日の午前中を指す言葉なのではないか?そのような気もしてきた。元旦は1月1日の午前中、元日が1月1日いっぱいを指す。


いや、旦の字の由来はデマではなかったか?そんな気もする。漢字の由来に限らず、それっぽい説ほど虚偽で、真相は腑に落ちないものだということが往々にしてある。

 

 

調べたくない。ブラウザで検索すれば2秒でわかる、ということをわかっている。

しかし調べたくない。


どうせまた忘れるのだ。なぜならどうでもいいから。元日が24時間で元旦が12時間だろうが元旦が旧正月のことだろうが元日がかつて『はじめぴ』と呼ばれていようが、確実にひと月と経たないうちに忘れる。

 

あれ

旧正月っていつのことを言うんだっけ?

そういえば『旧』と『旦』、似てない?

あと、このブログ1月2日に上げようと思っていたのに下書き消去して書き直したせいでもう1月3日になってない?

書き直してこれ?

はじめぴ?

 


>「元日」は「一年の最初の日」のこと。 つまり「一月一日」のことです。 一方、「元旦」は「元日の朝」のことです。「 旦」の字は地平線から昇ってきた太陽をかたどっています。

引用:https://weathernews.jp/s/topics/202312/270165/


ちょっと当たってちょっと外している。たいして面白くもねえ。また忘れるわ。

 

 

ちなみにGoogleで『はじめぴ』を検索すると梶裕貴がAIと結婚生活するというドラマがヒットする。