音楽映画読書コメディ

クレーの絵が好きだ。理由はかわいいから。『双子』を生で見たときなんかはかわいさに打ちのめされてしばらく足元がふわふわしていた。

 

サカナクションというバンドについて。未来永劫大切であることが確定しているのでここ数年に関していえばもはや好き嫌いの次元に存在していないのだがそれはともかくとして、Kleeという曲がある。Kleeには、クレーの絵を見て落ち込むという歌詞がある。『魚図鑑』の付録冊子で「クレー」は「休みをくれー」のもじりであることが明かされており、これを読んだとき何に対してというわけではなしに「ああ、こういう温度でいいんだよな」と感じ入ったのを覚えている。

 

僕がサカナクションを好きであることとクレーの絵を好きであることそのもの自体に関連性はない。それぞれに対してそれぞれの道筋を辿って、たまたま交差することも当たり前によくあるというだけの話。