癖でストローを嚙みまくっている

フォーナインが恋しくてたまらない。この世で一番水に近いストロング缶酒製品だった存在。いつの間にか店頭で見かけなくなり、いつの日か終売していたことを知った。

 

自分が9%の刻印がなされた酒を飲むとき。その意図は睡眠導入に他ならない。ゆえに味はどうでもいい。正確には『どうでもいい味が望ましい』。甘みも苦味もアルコール臭も必要なく、欲しているのは素早く呑み込める引っかかりのなさと速やかに満足感を得られるだけの炭酸だ。

 

酒が飲みたいわけではなくなく眠りにつきたいだけだ。ただ酒が飲みたいならビールや日本酒を選ぶ。迅速な摂取のために挿したストローからストロングゼロを吸いこむ。やっぱり甘すぎる。